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群馬県高崎市は1日、関越自動車道前橋インターチェンジの近くにあるアンダーパスにつながる市道で、冠水を感知すると自動的に膨らむ「エアー遮断機」の運用を始めた。県内初だという。

市土木課によると、このアンダーパスは年に1~2回冠水が発生し、2021年7月は水位が1・5メートルほどに達して車が水没した。手動ゲートがあるが、緊急時は職員の到着が間に合わず、エアー遮断機を導入した。水位が15センチを超えると空気が送り込まれ、20秒ほどで膨らむ。遮断機には発光ダイオード(LED)が内蔵されているほか非常用蓄電池もあり、停電時でも1時間稼働できる。