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気象庁は3日午後、京都府に記録的短時間大雨情報を出した。
同日午後1時30分までの1時間に、京丹波町南部付近で100ミリ、福知山市南部付近で90ミリの降雨がそれぞれあったとしている。
一方、大阪管区気象台は午後1時55分に、大雨に関する気象情報を発表した。台風4号が東シナ海を北北西に進み、太平洋高気圧が西日本に張り出していることから、近畿地方には高気圧の縁や台風を回り込む、暖かく湿った空気が南海上から次々と流れ込んでいるという。
兵庫県や京都府を中心に雨雲が発達し、局地的に雷を伴った猛烈な雨が降っているところがあるとして、当初の予想を上回る大雨で土砂災害や洪水の危険度が急激に高まっているとしている。
3日に予想される1時間降水量は、いずれも多いところで、近畿北部、中部がそれぞれ50ミリ、近畿南部が30ミリ。
同気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びけけている。また、落雷や突風への注意も必要としている。