熱海、犠牲者悼む…土石流1年

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土石流災害から1年、亡くなった母・陽子さんの自宅跡地で手を合わせる兄弟(3日午前10時41分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影
土石流災害から1年、亡くなった母・陽子さんの自宅跡地で手を合わせる兄弟(3日午前10時41分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影

 死者27人、行方不明者1人を出した静岡県熱海市 伊豆山いずさん の土石流災害は3日、発生から1年となった。最初の通報があった午前10時28分、市全域にサイレンが響き渡り、遺族や被災者は黙とうし、犠牲者を悼んだ。

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 亡くなった瀬下陽子さん(当時77歳)の長男(54)と次男(52)は、母親が暮らしていた住宅の跡に花を置き、手を合わせた。長男は「母はがれきや土砂にまみれて亡くなった。苦しかっただろう。今でもいたたまれない気持ちになる」と話した。

 市主催の追悼式は伊豆山小学校で行われ、斉藤栄市長は「遺族の深い悲しみは察するに余りある。被災された方が一日も早く伊豆山に戻り、安心して生活できるよう全力で取り組む」と述べた。

 土石流災害では住宅98棟を含む計136棟が被災し、今年5月末時点で132世帯235人が避難生活を送っている。

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