「私も家族を壊された」母親が旧統一教会に入信、脱会説得に疲れ絶縁…「無力感は同じ」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)は奈良県警の調べに対し、母親が入信した宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への強い恨みを繰り返し口にしている。家族が入信したことで経験する苦悩とはどのようなものか。「私も家族を壊された」という当事者が語った。

旧統一教会と政務三役の関係「調査行う必要ない」…政府答弁書を閣議決定
記者会見する世界平和統一家庭連合の田中富広会長(中央)(7月11日、東京都新宿区で)
記者会見する世界平和統一家庭連合の田中富広会長(中央)(7月11日、東京都新宿区で)

 山上容疑者の母親は同連合に総額約1億円を献金して自己破産しており、山上容疑者は「(同団体を)絶対成敗しないといけないと思った」と供述している。

 「ニュースを見て胸が苦しくなった」。関東地方に住む50歳代の会社員女性は、そう語った。女性も同じような感情を抱いたことがあるからだという。

 母親が入信したのは、女性の兄が交通事故で亡くなったのがきっかけだった。女性は20歳代の頃、それに気づいた。

 その後、女性は結婚して実家を出たが、母親が統一教会に献金するために親戚から200万円を借りたまま返済しなかったり、別の親戚の遺産約2000万円を無断で献金したりと、相次いで金銭トラブルになった。

 女性は脱会するよう説得したが、母親は反発を強め、話が通じなくなった。女性の自宅で説得したこともあったが、窓の外に向かって「拉致された」と叫びだした。女性のことを信用せず、マインドコントロールされているように見えた。

1

2

3

安倍元首相銃撃に関する最新ニュースはこちら
スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
3216305 0 社会 2022/08/01 05:00:00 2022/08/01 07:53:52 2022/08/01 07:53:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220731-OYT1I50145-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)