化学基礎

 
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総評と分析

一部細かい知識を問う問題が出題されたが、考察的な問題はあまり見られず、全体として解答しやすい出題であった。

身のまわりの物質や実験操作に関する問題は細かい知識が問われたが、その他の知識問題・計算問題・グラフ問題はいずれも基本的な出題が多かったため、受験生は取り組みやすかったであろう。

問題分析

大問数 大問数は2で昨年から変更はない。
設問数 設問数は全体として13となり、昨年の14より1減少した。
解答数 解答数は第1問で10、第2問で6となったが、計16で昨年から変更はない。

問題量

  • 知識問題は昨年より1問増加し12問となり、計算問題は昨年より1問減少し4問となったが、全体としては計16問であり、問題量は昨年から変更はない。

出題分野・出題内容

  • 第1問は物質の構成、化学結合、第2問は物質量と化学反応式、酸・塩基、酸化・還元などを中心に出題された。
  • 第1問は知識が主となる分野からの出題、第2問は知識と計算力、グラフの読み取りなどのやや考察力が必要となる分野からの出題であった。
  • 身のまわりの化学、実験に関する問題が出題された。

出題形式

  • 出題形式は、例年通り、小問集合形式であった。各小問の選択肢の数は、例年通り4択または5択のものが中心であった。

難易度(全体)

  • 全体としてはやや易化。計算問題やグラフを考察する問題は、思考力を要するものはほとんど見られなかった。知識問題では、身のまわりの化学や実験に関する問題でやや細かい知識を要するものも見られたが、他は基本的で解きやすいものであった。

設問別分析

第1問 (25点満点)

配点 出題内容 難易度
問13 原子の構造 やや易
問2 4 物質の分離法 やや易
問3 3 合金の質量パーセント やや難
問4 3 気体の精製 やや難
問5 3 元素・原子の性質 標準
問6 3 分子・イオンの構造 標準
問7 6 身のまわりの物質 やや難

第1問は主として物質の構成からの出題で、知識が中心。問1の原子の構造の問題は基本的。問2の物質の分離の問題も知識があれば楽に解ける。問3の合金の含有率に関する問題は、二段階の計算が必要なので戸惑った人もいるかもしれない。問4の気体の精製の問題は物質に関する知識があるかがカギ。問5の元素・原子の性質に関する問題は、イオン化エネルギーの意味を理解していれば平易。問6の分子・イオンの構造については、オキソニウムイオンの構造を知らなければ苦しい。問7の身のまわりの物質に関する問題は化学的な常識力を問うもの。

第2問 (25点満点)

配点 出題内容 難易度
問14 物質量 やや難
問2 5 気体の発生反応 標準
問3 4 塩の加水分解 標準
問4 4 中和滴定 標準
問5 4 実験操作 やや難
問6 4 酸化還元反応 やや易

第2問は主として物質の変化からの出題で、計算問題や考察問題を多く含んでいる。問1の物質量の計算の問題は、各選択肢でミスなく計算できるかがポイント。問2の気体発生反応のグラフ考察問題は、手堅く計算すれば問題なく解ける。問3の塩の加水分解の問題は酸や塩基の知識があるかで決まる。問4の中和滴定の問題は滴定計算ができれば解ける。問5の実験操作の問題は知識がないと厳しい。問6の酸化還元の問題は、酸化数が求められれば楽に解ける。

大学入試センター試験平均点(過去5年分)

年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度
平均点 30.42点 28.59点 26.77点 35.3点
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センター・国公立2次試験日程
1月14・15日 センター本試験
1月21・22日 センター追試験
1月23日~ 国公立2次出願受け付け
2月25日~ 国公立2次前期試験
3月1日~ 前期合格発表(公立大学)
3月6日~ 前期合格発表(国立大学)
3月8日~ 公立中期試験
3月12日~ 後期試験
3月20日~ 中・後期合格発表

※日程は変更になる場合があります

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