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きょうの健康レシピ・ブラジル料理編

作ってみよう! フェイジョアーダ

 きょうは、ブラジルの国民食といわれている「フェイジョアーダ」(豆と肉の煮込み料理)のご紹介です。

 ブラックビーンズ(黒インゲン豆)と肉類を煮込み、塩で味付けしたうま味たっぷりのシンプルな料理です。

 ルーツは、16~18世紀に労働力として連れて来られたアフリカ人が、豚の良い部位が取り除かれた後に残った耳、足、内臓などを豆と一緒に煮込み、過酷な労働に耐えられるよう塩味の強い味付けにして煮込んで食べたのが始まりだと言われています。日本人にとってのみそ汁のように、今でも家庭料理として親しまれ、主に土曜日に、ごはんと一緒に提供されます。

 紹介するレシピでは、手軽に手に入る豚バラ肉、ベーコン、ソーセージを使いました。肉のうま味を引き出すため、豚バラ肉を30分程度塩蔵(えんぞう)にします。ブラジルでも使う肉類は各家庭、お店により様々ですが、うま味のある部位がお薦めです。缶詰めのブラックビーンズは輸入食品を取り扱うスーパーなどで手に入りますが、ミックスビーンズなどでも代用できます。

[作り方]

(1)豚バラ肉にまんべんなく塩をまぶし、ラップで包み冷蔵庫で1時間おく

(2)(1)を一口大にカットし、さっと沸騰した湯にくぐらせ脂を落とす

(3)タマネギ、ニンニクをみじん切り、ベーコン・ソーセージを一口大に切る

(4)鍋にオリーブ油を熱し、タマネギ、ニンニクをいため、ベーコン、ソーセージ、豚バラ肉を加え、軽くいためる

(5)(4)にA、ブラックビーンズを汁ごと加え、豚バラ肉が軟らかくなるまで約30分程度煮込み、コショウで味を調える

中野未佳(なかの・みか) 管理栄養士、介護食士3級、 正調理指導師 。料理教室、弁当や総菜を販売する中食企業でメニュー提案・指導に携わる。製菓業界で製造を経験し、菓子作りも得意。最近は病院、福祉施設にも献立提案を行い、特にシルバー世代の健康増進をテーマにレシピを研究中。 ヨミドクター「きょうの健康レシピ」中野未佳の高齢者にやさしいシルバーレシピ
2016年08月08日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun