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観戦ミニガイド

バスケットボール…すばやい攻防演出するルール

  • 193センチの長身、渡嘉敷(左)
    193センチの長身、渡嘉敷(左)

 世界的な人気を誇るNBA(米プロバスケットボール協会)など、スピード感あふれる攻防の切り返しが魅力のバスケットボール。日本女子は2004年アテネ以来の五輪出場となる。193センチの長身を誇り、世界最高峰のアメリカ女子プロリーグWNBAでプレーする渡嘉敷来夢(らむ)の活躍と、司令塔となる吉田亜沙美キャプテンの切れ味鋭いパスワークとドリブルに注目だ。

中継のため?試合時間は4分割。

 スピード感あふれる競技を演出するため、時間に関するルールの多いバスケットボール。40分の試合時間を10分ずつ4つに分けるクオーター制をとる。国際試合では、2000年のシドニー五輪までは20分ずつの前後半制だった。試合時間を短く区切ることで、よりスピーディーな展開を期待してのものだ。NBAでは、先行してクオーター制が採用されており、こちらはテレビ中継でコマーシャルが入れやすいという事情もあったという。

50本のシュートがノルマ?

 バスケットボールでは、ボールを保持したチームが、24秒以内にシュートを打たないと反則になる。これも国際試合では、クオーター制の導入と同時に30秒から24秒に短縮された。単純に換算すれば、40分のうち24秒に1回シュートを打つとすると、両チームで100本、各チーム50本シュートを打つことが“ノルマ”となる。

3秒、5秒、8秒、止まってはいけません

 時間に関するルールの特徴は秒刻みの細かさ。代表的なものを簡単に紹介する。

 <3秒ルール> 攻めている側のチームの選手が、相手チームのゴール下の制限区域内に3秒以上、とどまってしまうと反則(バイオレーション)を取られる。

  • キャプテンの吉田(左)
    キャプテンの吉田(左)

 <5秒ルール> スローインで投げるまでに5秒以上かかったり、フリースローで審判にボールを渡されてから5秒以内にシュートを打たなかったりすると反則。ボールを持っている場合でも、相手チームから厳しいディフェンスを受け、パスもドリブルもできない状態で5秒以上、止まると反則となる。

 <8秒ルール> 守備から攻撃に転じた際、8秒以内に相手ゴールがある方のコートにパスかドリブルでボールを運ばないと反則となる。

 女子はアメリカが1992年バルセロナオリンピック以降、5連覇と圧倒的な強さを誇り、オーストラリアが銀メダルや銅メダルを毎回獲得してきた。高さでは世界に及ばない日本代表「AKATSUKI FIVE(アカツキファイブ)」だが、スピーディーな試合展開は身上とするところ。3大会ぶりの出場となるリオ五輪では、「時間との闘い」を制する活躍を期待したい。

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2016年08月05日 10時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun