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データで見る日本選手の実力

陸上・短距離…桐生の記録、準決勝ラインを突破

 ウサイン・ボルトの3連覇がかかる陸上競技はオリンピックの華とも言える。日本も男子38人、女子14人の代表選手を送り込み、メダル獲得を目指す。日本代表選手の実力は世界の中でどのくらいに位置しているのか。グラフによって表現してみた。まずは短距離競走を中心に、グラフ化を試みた。縦軸は時間(秒)になっており、低い選手ほど「速い」ことになる。日本代表の実力を感じてみてほしい。

【グラフについて】

 国際陸上競技連盟が集計した今年の記録、日本陸上競技連盟のデータに基づいて作成した。各国の上位者を、五輪の陸上競技種目の出場枠である3人ずつ抽出。記録順に並べ、決勝8人、準決勝24人のラインを示した。縦軸は「秒」を単位に示した記録、横軸は選手名。日本以外は、五輪選考に漏れた選手も含まれることがある。

【男子100m】桐生は準決勝進出ライン内に

 桐生祥秀(よしひで)(東洋大)は6月11日に自身が持つ日本歴代2位記録の10秒01を日本学生個人選手権でマークし、日本代表の中でただ一人、準決勝進出ラインを突破している。

 世界記録:9秒58(ウサイン・ボルト=ジャマイカ)

 日本記録:10秒00(伊東浩司)

【男子200m】決勝進出ラインに迫る飯塚

 飯塚翔太(ミズノ)の記録は6月26日、日本選手権で日本歴代2位の20秒11で3年ぶり2度目の優勝を果たし、2大会連続の代表に内定した時のもの。

 世界記録:19秒19(ウサイン・ボルト=ジャマイカ)

 日本記録:20秒03(末続慎吾)

【男子400m】大学生ジュリアンが準決勝見すえる

 ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)の記録は日本選手権で優勝し、五輪切符を獲得した6月25日の45秒35。金丸祐三(大塚製薬)は日本選手権で予選敗退したため、昨年6月27日の同大会で参加標準記録を突破した45秒22を表示。

 世界記録:43秒18(マイケル・ジョンソン=米国)

 日本記録:44秒78(高野進)

【女子100m】女王・福島が五輪予選突破目指す

 福島千里(北海道ハイテクAC)は昨年8月の世界選手権予選で3着に入り、準決勝に進んだ際の11秒23を表示。今年は向かい風続きもあり、参加標準記録を突破していない。

 世界記録:10秒49(フローレンス・グリフィス・ジョイナー=米国)

 日本記録:11秒21(福島千里)

【女子200m】日本記録突破で勢いに乗る福島

 福島千里(北海道ハイテクAC)の記録は日本選手権で自身が持つ日本記録を更新した時の22秒88。準決勝進出ラインに迫った。

 世界記録:21秒34(フローレンス・グリフィス・ジョイナー=米国)

 日本記録:22秒88(福島千里)

【男子110mハードル】矢沢が準決勝進出うかがう

 矢沢航(デサント)は6月5日の布勢スプリントで参加標準記録をクリアした時の13秒47。

 世界記録:12秒80(アリス・メリット=米国)

 日本記録:13秒39(谷川聡)

【男子400mハードル】野沢が決勝進出ラインを突破

 野沢啓佑(ミズノ)は5月8日にセイコーゴールデングランプリで48秒67で優勝した際の記録。代表入りを決めた6月26日の日本選手権まで今季世界ランキング2位。松下祐樹(ミズノ)の記録は同じ大会で3位になった時のもの。

 世界記録:46秒78(ケビン・ヤング=米国)

 日本記録:47秒89(為末大)

【女子400mハードル】久保倉 準決勝進出なるか

 久保倉里美(新潟アルビレックスRC)の56秒14は5月8日のセイコーゴールデングランプリで2位に入り、参加標準記録を突破した時のもの。

 世界記録:52秒34(ユリア・ペチョンキナ=ロシア)

 日本記録:55秒34(久保倉里美)

2016年08月09日 09時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun