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小倉記者の現地リポート

日本選手活躍の舞台…個性豊かな競技場

メディア局編集部 小倉剛
  • 五輪公園の案内マップ
    五輪公園の案内マップ

 日夜熱戦が繰り広げられているリオ五輪。その中心となるのが、競泳や柔道、体操と、日本に金メダルをもたらした競技の舞台、五輪公園だ。

 バーハ地区の湖畔に造られた五輪公園内には、9つの競技場(テニスは3会場あるため、厳密に言えば11)が集まっている。開幕前は、工事の遅れなど、競技会場の完成自体も危ぶまれたが、始まってみればきれいで個性豊かな会場が来場者を出迎えてくれる。

鮮やかなテニス会場

  • テニス会場の「オリンピックテニスセンター」
    テニス会場の「オリンピックテニスセンター」

 公園の入り口は2か所。治安の面で不安もあったが、入り口では競技のチケットとともに金属探知機を使った入念な持ち物チェックが行われている。そのためいつも長蛇の列になるが、厳重なチェックのおかげで五輪公園の中に入ると別世界のように平穏で、歩いているうちにテーマパークにでもいるような気分になってくる。

 入るとすぐ目に入るのが、赤と黄色のデザインが鮮やかな「オリンピックテニスセンター」だ。テニスは隣の2つの会場とあわせ、合計で3つの会場で行われている。

 天井部分が開いているため、試合中に近くを歩いていると、観客の大歓声が断続的に聞こえる。その声を聞いているだけで、こちらのテンションは上がってくる。

柔道、レスリング会場「カリオカアリーナ」

  • 複数の競技会場が一続きの施設になっている「カリオカアリーナ」
    複数の競技会場が一続きの施設になっている「カリオカアリーナ」

 「オリンピックウェイ」と名付けられた大通りを進むと、左手に「カリオカアリーナ」が見えてくる。カリオカアリーナは1~3の競技会場が一続きの施設として作られているユニークな施設。

 真ん中のカリオカアリーナ2では柔道が行われ、ここで何人もの日本人メダリストが誕生した。その後はレスリングも行われるため、吉田沙保里選手や伊調馨選手らが、さらに活躍してくれることだろう。会場が3つ連なっていることもあり、施設沿いの道は人でにぎわっている。

水墨画のようなデザインの競泳会場

  • 競泳会場の「オリンピックアクアティクススタジアム」。水墨画のようなデザインが印象的だ
    競泳会場の「オリンピックアクアティクススタジアム」。水墨画のようなデザインが印象的だ

 五輪公園を奥まで歩いてたどり着けるのが、こちらも金メダル獲得の舞台となった競泳会場「オリンピックアクアティクススタジアム」。実はこの施設、公園の入り口からずっと見えていて、近く思えるのだが、歩くと10分近くかかる。

 水墨画のようにも見えるデザインの幕が全面に張られたデザインは、日本人の私が見ると、なんとなく懐かしく感じてしまう。

 金メダルに輝いた日本の体操選手が躍動したのは「リオオリンピックアリーナ」だ。入り口に五輪マークが設置され、観客の記念撮影スポットになっている。ほかにも、水球・シンクロの会場や、ハンドボール会場などもあり、いずれも外から見るだけで魅力的で個性的な姿を楽しめる。

 さらに、芝生に座って巨大なスクリーンで競技を見られるライブビューイングや、飲料メーカーのパビリオンでの飲み物のサービスがあり、携帯電話会社は休憩しながら充電ができるスペースを提供していて、歩き回るのに時間がいくらあっても足りないくらいだ。

 さて、次はどの会場から、金メダリスト誕生の知らせを聞くことができるだろうか。

2016年08月14日 11時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun