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日本とリオつなぐ音楽…貧困地区の子たちと交流

  • ファベーラ(貧困地区)の子供たちと音楽で交流した歌手のマルシアさん(左)や東京スカパラダイスオーケストラのメンバー
    ファベーラ(貧困地区)の子供たちと音楽で交流した歌手のマルシアさん(左)や東京スカパラダイスオーケストラのメンバー

 五輪開幕を控えたリオデジャネイロで、現地を訪問している日本の人気バンドと歌手が地元の子供たちと音楽で交流するイベントが行われた。

 「東京スカパラダイスオーケストラ」が昨秋、リオのファベーラ(貧困地区)を訪れ、音楽を指導したことから今回の交流が実現した。

 バンドのメンバーとブラジル出身の歌手、マルシアさんがコンサートに先立って、リオのファベーラでブラスバンドを編成している子供たちを招待。ステージで一緒に、ブラジル北東部の伝統的な音楽や、ブラジルでも有名な「上を向いて歩こう」を演奏した。

 パーカッション奏者のマンゲリーニャさん(40)は「貧しい人たちにとって音楽は心を通わせる貴重な手段。今度は日本で交流を実現したい」と話した。

 ◆ファベーラ=貧困層の居住区。都市部に流入した人たちが丘陵地帯などの公共地域を不法占拠したのが始まりとされ、現在リオ全域に1000か所以上あり、同市の人口約632万人のうち約140万人が生活しているといわれる。州政府が2008年以降、各地のファベーラに軍警察の治安維持部隊(UPP)を投入しているが、麻薬組織同士や警察との間で銃撃戦が頻発している。(畔川吉永)

2016年08月01日 18時39分 Copyright © The Yomiuri Shimbun