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    地元で吉田知「正直この町、何にもないよね」

    • 女満別空港でのセレモニーに臨む(前列左から)吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、本橋麻里の5選手(27日、北海道大空町で)
      女満別空港でのセレモニーに臨む(前列左から)吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、本橋麻里の5選手(27日、北海道大空町で)

     LS北見の選手5人は27日夜、北海道大空町の女満別空港に到着、約500人のファンが「お帰り」などのねぎらいの言葉と拍手で出迎えた。

     空港で行われたセレモニーで、選手は時折、涙を浮かべながら応援への感謝を述べた。

     吉田夕梨花選手(24)は「つらい戦いもあったが、たくさんの人の応援に支えられた。もっと強くなって北見市を盛り上げたい」と涙ぐみながら話し、鈴木夕湖選手(26)は「こんなにたくさんの人に出迎えてもらえ、疲れがぶっ飛ぶぐらいうれしいです」と喜んだ。

     吉田知那美選手(26)は「(本橋)麻里ちゃんがゼロからつくったこのチームで、家族や友人に支えられメダルをとることができた」と涙目で語り、藤沢五月選手も「自分のためだけにカーリングをやっていたが、同じ思いを持つ5人が集まりメダルをとることができた。たくさんの人の思いがこもった五輪でした」と声を詰まらせた。

     主将の本橋麻里選手(31)は笑顔で銅メダル獲得を報告し、「うれしい気持ちと悔しい気持ちがありますが、これからは北見市がカーリングだけではなくスポーツのまちと呼ばれるように頑張りたい」と話した。

     5人はその後、練習拠点である北見市常呂町のアドヴィックス常呂カーリングホールに移動し、会場いっぱいに詰めかけた家族や知人ら約220人に祝福され、ホッとした表情を見せた。

     吉田知那美選手は「正直この町、何にもないよね」と会場を笑わせた後、「(私も)この町にいても絶対夢はかなわないと思っていた。だけど、今はこの町にいなかったら夢はかなわなかったな、と思う」と涙声に。会場に集まった大勢の子どもたちを見つめながら、「たくさん夢はあると思うけど、大切な仲間や家族がいれば、夢はかなう。場所なんて関係ない」と力強く語り、場内から大きな拍手が送られた。

    2018年02月28日 08時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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