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平昌リポート

東京・新大久保で楽しむ五輪開催地のご当地メニュー

 2002年の日韓共催サッカーW杯や、2003年から放映された韓国ドラマ「冬のソナタ」に始まる韓流ブーム、2010年頃から人気が高まった韓国の音楽グループによるK-POPなど、東京・新大久保では過去何度か、ブームで街がにぎわってきました。最近では、「インスタ映え」する料理として「チーズタッカルビ」に注目が集まり、再び、にぎわいを見せています。そんな新大久保で、平昌(ピョンチャン)オリンピック開催地である江原道の郷土料理を4品紹介します。(読売新聞 村井利之)

 料理を作ってくれたのは、2002年から新大久保で韓国料理店「テーハンミング」を開き、料理研究家としても活躍している(パク)賢子(ヒョンチャ)さん(52)。平昌オリンピック開幕は間もなくですが、新大久保で平昌の郷土料理を味わってみるのも楽しいのではないでしょうか。

1)チーズタッカルビ(鶏肉と野菜のチーズ入り鉄板焼き)

  • チーズタッカルビで盛り上がる東京・新大久保の韓国料理店「テーハンミング」。店頭には大きく看板がかかっている
    チーズタッカルビで盛り上がる東京・新大久保の韓国料理店「テーハンミング」。店頭には大きく看板がかかっている

 江原道の道庁の所在地でもある春川(チュンチョン)市では、鶏肉と野菜を甘辛いタレで(いた)めた郷土料理「タッカルビ」が有名で、よく食べられています。5年程前からソウルの若者の間でタッカルビにチーズを入れて食べるのが流行しだし、広まったということです。新大久保では去年から提供されるようになりました。チーズの鮮やかな黄色が写真映えするということで、SNSに投稿されている写真が多数見られます。

 肉や野菜をチーズにたっぷりと絡めて食べます。スイス料理、チーズフォンデュのようです。チーズを絡めるので、辛さは抑えられマイルドな味です。辛い料理が苦手な方や子どもでも大丈夫でしょう。3~4人で分け合いながら食べるのが楽しそうです。

 「テーハンミング」では去年の夏から、平昌オリンピックを盛り上げようと、江原道内の主な街の地名を取り上げて、メニュー名にしています。一番人気はトウモロコシ入りの「ピョンチャン」だそうです。

2)スンドゥブチゲ(豆腐入り鍋)

 スンドゥブとは豆腐、チゲとは鍋の意味です。江原道全域で食べられるということです。スープの色は赤くて辛そうですが、豆腐が入っているので思ったよりも穏やかな味でした。

 豆腐料理では、オリンピックでスケートなど氷上競技が行われる沿岸部の江陵(カンヌン)草堂(チョダン)が有名です。海水のにがりを入れる独特の豆腐を使った「チョダンスンドゥブ」を食べられる地域として知られているそうです。

3)ファンテヘジャンクック(干しタラのスープ)

 干して(うま)みを凝縮させたタラや、野菜を入れたスープです。この料理も江原道全域で食べられるということです。朴さんによると、「二日酔いの酔い覚ましにぴったり」。確かに、すっきりとした塩味がおいしいスープでした。「コラーゲンが豊富でむくみも取れる」そうで、女性に人気の一品といいます。

4)オサンプルコギ(イカと豚バラ肉炒め)

 プルコギは牛肉と野菜で作った炒め物で、すき焼きのような料理。この料理では牛肉の代わりに、イカと豚バラ肉を使っています。色はまっ赤で辛そうですが、それほど辛くはありません。韓国では焼酎のつまみとしてよく食べられるそうです。朴さんのお店では、観光で訪れた韓国人の間で非常に人気とのことでした。

  • 今回作ってもらった江原道の郷土料理。中央上から時計回りにチーズタッカルビ、オサンプルコギ、ファンテヘジャンクック、スンドゥブチゲ
    今回作ってもらった江原道の郷土料理。中央上から時計回りにチーズタッカルビ、オサンプルコギ、ファンテヘジャンクック、スンドゥブチゲ


 4品を食べてみましたが、個人的に一番口に合ったのはオサンプルコギ。お酒が進みそうなピリ辛な味で、イカと豚肉のうま味もたっぷり出ていました。本場の江原道でもぜひ食べ比べてみたいと思います。


2018年01月26日 18時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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OARはロシアからの五輪選手
日本の獲得メダル 4 5 4
国別メダル
1 norノルウェー 14 14 11
2 gerドイツ 14 10 7
3 canカナダ 11 8 10
7 kor韓国 5 8 4
11 jpn日本 4 5 4

2/25 17:17