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スピードスケート

【女子3000解析】高木の滑りを動くラップで見る

 平昌オリンピックは10日、スピードスケートが始まり、女子3000メートルで高木美帆が5位、佐藤綾乃が8位に入賞した。中長距離種目は、ラップタイムが非常に大事。3人のメダリストと日本の3選手は、どのようにタイムを刻んだのか。「動くラップ」で振り返る。(読売新聞編集委員・三宅宏)

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佐藤は最後の2周がすごかった

  • スピードスケート女子3000メートルでメダルを逃した高木美帆(10日、韓国・江陵で)=竹田津敦史撮影
    スピードスケート女子3000メートルでメダルを逃した高木美帆(10日、韓国・江陵で)=竹田津敦史撮影

 高木の5位入賞は、立派な成績だ。得意の1500メートルに向けて、弾みがついたことだろう。

 そのうえであえて、メダルに届かなかった要因を探るとすれば、最後の1周のラップがガクンと落ちたことが挙げられるだろうか。

 高木は1000メートルから2200メートまでの各1周を31秒台でキープ、2200メートルから2600メートルまでも32秒05で耐えた。

 ところが、最後の1周は33秒31。1秒26も落ちてしまった。表彰台を独占したオランダの3選手は1位のカレイン・アフトレークトから順に、0秒32、0秒97、0秒53の落差にとどめていた。

 佐藤は最後の2周が驚異的だった。

 1800メートルから2200メートルまでが32秒55で、2200メートルから2600メートルは32秒54とタイムを上げた。最後の1周はさらに上げて32秒49。それまでのスピードが違うとはいえ、最後の1周のタイムは、金メダルのアフトレークト(32秒52)より速かった。

 19位に終わった菊池彩花は、同じペースで滑りたい中盤で、約1秒ずつラップタイムを落としたのが痛かった。

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2018年02月10日 22時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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OARはロシアからの五輪選手
日本の獲得メダル 4 5 4
国別メダル
1 norノルウェー 14 14 11
2 gerドイツ 14 10 7
3 canカナダ 11 8 10
7 kor韓国 5 8 4
11 jpn日本 4 5 4

2/25 17:17