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スピードスケート

【女子1500解析】高木が銀! 「動くラップ」で振り返る

 平昌五輪のスピードスケート女子1500メートルで、高木美帆が銀メダルを獲得した。高木はどのようにタイムを刻んだのか。他のメダリストや日本選手との比較を「動くラップ」で分析する。(読売新聞編集委員・三宅宏)

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金メダルとは0秒20差だった

  • スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆(12日、韓国・江陵で)=竹田津敦史撮影
    スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆(12日、韓国・江陵で)=竹田津敦史撮影

 オランダ勢の牙城を崩して、表彰台に乗った高木は立派だった。

 それでもなお、出場したワールドカップで連勝を続けていただけに、「惜しい」という気持ちも残る。どこか足りないところがあったのだろうか。

 高木のラップを振り返ってみよう。 

 1500メートルは「中盤はラップタイムの落差を1秒程度ずつでおさめ、最後の1周は2秒落とさないことが大事」と言われる。

 高木の滑りは、この法則から大きく外れていなかった。

 では、優勝したイエリン・ブスト(オランダ)とどこが違ったかといえば、最初の300メートルを除いて、ブストのほうが、少しずつだけラップが速かった。400~700メートルで0秒10、700~1100メートルで0秒08、1100~1500メートルで0秒05。この小さな差がつもり重なって、0秒20という差になった。

 小平奈緒は、短距離選手らしく、序盤から飛ばした。

 300メートルまでと300~700メートルまでのラップタイムは、メダリスト3人より速かった。最後の1周は2秒35もタイムを落としたが、前半の貯金が生きて、6位入賞に食い込んだ。

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2018年02月12日 23時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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OARはロシアからの五輪選手
日本の獲得メダル 4 5 4
国別メダル
1 norノルウェー 14 14 11
2 gerドイツ 14 10 7
3 canカナダ 11 8 10
7 kor韓国 5 8 4
11 jpn日本 4 5 4

2/25 17:17