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北海道勢が大躍進…「金」2「銀」1「銅」3

  • 笑顔で閉会式に臨む日本選手たち(25日、韓国・平昌で)=武藤要撮影
    笑顔で閉会式に臨む日本選手たち(25日、韓国・平昌で)=武藤要撮影

 平昌ピョンチャン五輪の17日間で、65人の代表を送り込んだ北海道勢は「金」2個、「銀」1個、「銅」3個のメダル計6個を獲得した。

 4年前のソチ五輪(計3個)から倍増させ、日本勢計13個の半数近くを占める大活躍だった。連日のメダルラッシュで道内を熱狂させた祭典は25日、華やかなセレモニーとともに終幕した。

 五輪スタジアムで午後8時から行われた閉会式。北海道勢は約40選手が参加し、リラックスした様子で行進した。

 スピードスケートの高木美帆選手(23)は音楽に合わせて体を揺らし、姉の菜那選手(25)(ともに幕別町出身)も笑顔を見せた。にこやかに歩んだ郷亜里砂選手(30)(別海町出身)は「力を出し切ることができた。とても貴重な時間だった」と振り返った。

 カーリングの「LS北見」5選手も撮影したり、踊ったりして雰囲気を楽しんでいた。観客に手を振って入場したアイスホッケー女子の藤本那菜選手(28)(札幌市出身)は「世界の強豪と戦うためには、まだ課題があると実感した」と語った。

 2大会連続出場を果たした距離スキー男子の吉田圭伸選手(31)(音威子府村出身)は「競技の良さを多くの人に知ってもらうために頑張ってきた4年間だった」と万感を込めて話した。

     ◇

 「金」2個獲得を始め、多数種目で躍進した道勢。冬季競技の本場・北海道の存在感と裾野の広さを改めて見せつけた大会だった。

 中でもスピードスケート女子は記録ずくめ。団体追い抜きでは高木菜那、美帆姉妹、佐藤綾乃(21)(厚岸町出身)の3選手が道勢としては1998年長野五輪の清水宏保さん(43)(帯広市出身)ら以来、20年ぶりの金メダルを獲得した。

 菜那選手はマススタートでも優勝して女子史上初の「ダブル金」を達成。「美帆だけじゃなくて、菜那もいるんだぞ」と語る笑顔が印象的だった。美帆選手も他種目を含めて金銀銅3個のメダリストとなった。

 銅メダルを獲得したカーリング女子代表「LS北見」。実力に加え、果物やお菓子を食べながら作戦を話し合う姿や、「そだねー」「ナイッスー」といった北海道なまりでのやりとりも話題になった。スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(21)(上川町出身)も「銅」に輝き、「競技人生に残る貴重な経験だった」と語った。

 スピードスケート男子で2種目とも5位の小田卓朗選手(25)(浦河町出身)、五輪初勝利を挙げて6位となったアイスホッケー女子「スマイルジャパン」など、入賞も12に上った。4年後の「北京」に向け、さらなる飛躍が期待される。(鈴木貴暁)

2018年02月26日 10時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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OARはロシアからの五輪選手
日本の獲得メダル 4 5 4
国別メダル
1 norノルウェー 14 14 11
2 gerドイツ 14 10 7
3 canカナダ 11 8 10
7 kor韓国 5 8 4
11 jpn日本 4 5 4

2/25 17:17