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    選手自ら資金集め、立教大にクライミング専用壁

    • 完成したスピード種目の壁を訪れた野中選手(17日)
      完成したスピード種目の壁を訪れた野中選手(17日)

     立教大学池袋キャンパス内に、スポーツクライミングのうち、壁を登る速さを競う「スピード」の専用壁が設置された。2020年東京五輪でスポーツクライミングのメダルを狙う東京都豊島区在住の野中生萌みほう選手(21)が自ら資金を集めた。

     五輪のスポーツクライミングは「リード」「ボルダリング」「スピード」の総合成績で争う。ただ、スピードの練習施設は国内にほとんどなく、今年のW杯で年間優勝を果たした野中選手にとっても、十分な練習量の確保が課題だった。

     そこで、自ら壁の設置を呼びかけ、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」で約470万円を集めた。同時に、地元の豊島区を介して立教大に協力を依頼。立教大は「地域連携と社会貢献を柱とする理念にあい、学生にとっても刺激になる」と設置場所を提供してくれた。

     壁は高さ15メートル、幅3メートル。校舎の外壁に取り付けられた。キャンパス外の道路に面しており、通りかかる人も練習を見られる。

     17日に現地を訪れた野中選手は「多くの支援で環境を作れ、恵まれていると感じた。しっかり練習して金メダルを目指したい」と語った。

    2018年12月20日 16時11分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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