IOC、竹田会長から聴取「推定無罪を尊重」

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】2020年東京五輪・パラリンピックの招致活動を巡る不正疑惑で、国際オリンピック委員会(IOC)倫理委員会が当時の招致委員会の理事長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長(71)から11日に聴取をしたことが12日、IOCへの取材でわかった。IOCでは「継続中の案件のため詳細は明らかにできない。推定無罪の原則を尊重しながら、状況を注視していく」と説明している。

 倫理委員会の聴取は11日にテレビ会議システムを利用して実施され、JOC関係者によると、竹田氏は弁護士と共に出席した。フランス司法当局は同日、竹田氏が汚職に関与した疑いで起訴に向けた本格捜査を始めたと明らかにしていた。

 この問題は、仏検察当局が16年5月に声明を出したことで表面化。招致委がシンガポールのコンサルタント会社「ブラック・タイディングス社」にコンサル料として支払った約2億3000万円が、招致成功に向けた賄賂資金にあたるとみて調べていた。

 ブラック社の代表だったイアン・タン氏は、当時のIOC委員で国際陸上競技連盟会長を務めていたラミン・ディアク氏の息子と親交があったとされる。

 JOCは調査チームを編成して同年9月に報告書を公表。ブラック社への支出に違法性はなく、IOCの倫理規定にも違反しないと結論づけていた。一方、仏メディアは、仏当局が昨年12月10日に起訴を見据えた正式捜査にあたる「予審手続き」を開始し、竹田氏に対する聴取も行われたと伝えていた。

 またJOCは12日、竹田氏が15日に東京都内で記者会見を開くと発表した。竹田氏は11日にJOCを通じて「招致委はコンサルタント契約に基づき、正当な対価を支払ったものであり、贈賄にあたるような不正は何も行っていない」とコメントしており、会見で改めて不正を否定する見通し。

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