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ウェザーニューズ社と都市気象予測モデルの実用化に取り組む日下教授
ウェザーニューズ社と都市気象予測モデルの実用化に取り組む日下教授

 真夏の炎天下、メッセージがスマートフォンに届く。<あなたのいる場所の「暑さ指数」は、30分後に31度まで上がる恐れがあります>。指数31度以上は熱中症の「危険」レベル。外出は極力避けるべきだとされる。

 こうした個人向け気象予測サービスが、五輪を機に登場しようとしている。

 民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)と筑波大の日下博幸教授(49)らのチームは、「都市気象予測モデル」の実用化を目指す。最初の舞台は、来年の東京五輪・パラリンピックだ。建物や街路樹など現実の都市を忠実に反映したモデルをもとにスーパーコンピューターで計算し、気温、湿度、日射などを数メートル四方単位の細かさで予測する。

 マラソンは暑さに加え、都心特有のビル風との闘いにもなる。同社は、コース上の暑さや日射だけでなく、風の動きなどの予測結果も日本代表に提供する。沿道の観客にも暑さ指数や日陰になる場所といった情報発信を目指す。

 日下教授が約10年前、モデルの開発に乗り出したのは、酷暑化による熱中症が大きな社会問題になり始めたためだ。「温暖化が進めば熱中症の被害も増える。暑さに強い街づくりにも役立てたい」と、力を込める。

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707091 1 東京オリンピック2020速報 2019/07/25 05:00:00 2019/07/25 05:00:00 2019/07/25 05:00:00 ウェザーニューズと共同で東京都心部の気象予測モデルの開発に取り組む日下博幸筑波大教授(3日午前9時22分、茨城県つくば市で)=加藤学撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190725-OYT1I50012-T.jpg?type=thumbnail
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