「東京五輪で金メダルを狙う」ジョコビッチ宣言

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

インタビューに答えるジョコビッチ選手(3日、東京都江東区で)=萩本朋子撮影
インタビューに答えるジョコビッチ選手(3日、東京都江東区で)=萩本朋子撮影

 男子テニスの世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ(32)(セルビア)が読売新聞のインタビューに応じた。来年の東京五輪を視野に、会場となる有明テニスの森公園(東京都江東区)で行われた楽天ジャパンオープン(9月30日~10月6日)に出場するため来日。改装されたセンターコートで好感触を得て、「東京五輪で金メダルを狙う」と宣言した。

 ――東京五輪に向けて改装中の会場の印象は。

 「サーフェス(コート表面=ハード)がプレーに合っているし、会場も素晴らしい。五輪は多くの観客とテニスプレーヤーが集い、間違いなくエキサイティングな大会になるだろう」

 ――その五輪のシングルスは、2008年北京大会の銅メダルが最高成績だ。東京ではどう戦う。

 「まず第一に、東京五輪は万全な体調で臨みたい。(初戦で敗退した)前回リオデジャネイロ五輪は負傷もあり、いい状態とは言えなかった。東京では決勝に進んで北京を超えたい。金メダルを目指して戦う」

 ――日本のエース錦織圭(日清食品)は強力なライバルとなるか。

 「錦織は長く日本のトップにいて、大坂なおみ(同)と共に日本のテニス人気を高めた。アジア最高のプレイヤーだ。錦織はここがホームでコートも把握し、楽天ジャパンオープンでも優勝経験がある。私がここで勝つために、最もタフなプレイヤーの一人になる」

 ――すでに頂点に立っても、五輪の金は悲願か。

 「五輪は常に心の中にある。歴史あるスポーツの祭典に母国の代表として臨むのは特別なこと。五輪での惨敗は、テニスコートにいる時も離れている時も、特別な記憶として私の心を占めている。選手村で様々なアスリートと触れ合うのも、貴重な体験だ」

 ――日本で五輪は特別なイベントだが、セルビアではどうか。

 「セルビアでも五輪でメダルを取るための支援は大きい。世界中どこでもそうだと思うが、最大のスポーツイベントとして人気があり、結果に注目している」

 ――今32歳。今後のキャリアをどう考えるか。

 「テニスをまだ辞める気はない。経済的な理由やそのほかの要因ではなく、純粋にプレーしたいから続ける。五輪はもちろん、グランドスラム(四大大会)、国別対抗のデビス杯などで、さらに上を目指す。将来の夢としては、妻や子供たちと幸せに暮らすことに加え、私のアカデミーでの選手育成やスポーツと健康についての探求も進めていきたい」

 ――東京五輪では家族も一緒に?

 「妻や両親と検討中。長旅になるが、五輪で私のプレーを見たがっている。子供たちの体調が良ければ、一緒に来たい」

 ――日本の文化にも興味があると聞いた。

 「楽天ジャパンオープンの開幕前に京都に行き、寺や竹林を観光した。東京では都心や湾岸エリアを歩き、美術館を訪れた。日本の皆さんのおもてなしは格別で、大会でも大きな声援を受けた。光栄で最高の経験になった」

     ◇

 ノバク・ジョコビッチ 1987年5月22日、セルビア生まれ。2019年には全豪とウィンブルドンを制し、四大大会優勝は歴代3位の通算16勝。五輪は初出場した08年北京大会で銅メダル。12年のロンドンは3位決定戦で、16年のリオは1回戦で敗れた。

無断転載禁止
830987 0 東京オリンピック・パラリンピック 2019/10/05 19:12:00 2019/10/05 19:12:00 2019/10/05 19:12:00 インタビューに答えるノバク・ジョコビッチ(3日、東京都江東区で)=萩本朋子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191005-OYT1I50057-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

ラグビーワールドカップ

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ