新国立の陸上トラック、速いタイム出やすいゴム製…好記録に期待

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工事終盤、トラックのラインを引く作業が行われていた国立競技場(10月30日、読売ヘリから)=大原一郎撮影
工事終盤、トラックのラインを引く作業が行われていた国立競技場(10月30日、読売ヘリから)=大原一郎撮影

 30日に完成した新しい国立競技場は、陸上トラックが速いタイムが出やすいゴムで作られており、来年の五輪やパラリンピックでの好記録に期待がかかる。イタリア・モンド社製で、1992年バルセロナから2020年東京まで、8大会続けてメインスタジアムの走路への採用となった。

 同社の製品を国内で販売する「クリヤマ」(大阪市)によると、高速トラックを作るには走路を硬くする必要があるが、選手の脚への負担は増す。トラックの裏側を従来の四角形から蜂の巣形の六角形にした「ハニカム構造」にして、接地時の負担軽減に成功。選手が走路を踏んでへこんだゴムが元に戻る反発力も利用し、高速化を実現した。

 日本の競技場はウレタン製が多く、ゴム製は紫外線の影響でひび割れる弱点がある。クリヤマは東京五輪に向けて従業員をモンド社に派遣してテストを重ね、東京大会では従来の2倍近い耐候性(気候変化への耐性)を持つ素材を開発した。

 北京五輪男子400メートルリレー銀メダルの朝原宣治さんは「好記録が出た方が盛り上がるし、選手たちもワクワクしながら試合に臨めるはず。ほんのわずかの差だが、トラックによって反発力は違う。日本の選手が事前に走れる機会があれば、アドバンテージになる」と期待を込めた。

無断転載禁止
926374 0 東京オリンピック・パラリンピック 2019/11/30 19:01:00 2019/11/30 22:22:08 2019/11/30 22:22:08 トラックのラインを引く作業が進む新国立競技場。本社ヘリから。2019年10月30日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191130-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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