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「復興芝生」の生産者 大坪征一さん(79)(宮城)

2011年の東日本大震災で津波被害を受けた宮城県山元町の農地で「復興芝生」を生産しました。この芝生は、東京大会の男女サッカー競技会場になっている宮城スタジアム(利府町)に敷かれています。
もともと仙台市でスポーツ施設の管理・施工会社を経営していました。津波で大きな被害が出た地元の山元町のために何かできないかと始めたのが芝生の栽培です。質の良さが評価され、ラグビーW杯の豊田スタジアム(愛知県)でも使われました。
東京五輪が始まる頃には梅雨も明け、芝生は青々と茂り、しっかりと踏み込める最高の状態になるはずです。世界各国の選手が、自分の育てた芝の上でプレーするのを想像するのはワクワクします。試合を見に来る人たちにも、同じ芝を踏んでもらう機会が作れたらとも考えています。
私は現役のラガーマンなので、7人制ラグビーも注目しています。日本オリンピック委員会(JOC)は金メダル30個を目標にしていますが、35個ぐらい取ったらうれしいですね。
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