完了しました
1964年東京五輪女子バレーボール代表「東洋の魔女」のメンバー千葉(旧姓・松村)勝美さん(75)(東京)

前回の東京五輪で金メダルを獲得しました。
今年の東京五輪に出場する女子バレーボールの代表も、積み重ねてきたものを全力で出し切ったら、結果はついてくると思います。ここまでやったら負けるわけがないという練習が、自分たちを支えてくれます。
私たちは「ぎりぎりのところまで練習したんだ」と自信を持っていました。大松博文監督が「まだまだ」と言うので夜中まで練習していました。ただ、監督の汗を見ていたら、私たちも汗をかいてぶつかっていこうという気持ちになったものです。それに、チーム競技だから、みんなの力を合わせる「和」も大事ですね。
今夏、「東洋の魔女」の再来を見たいです。メダルを取るのと取らないのとでは大違いですが、メダルだけが人生ではありません。五輪までの過程で力を尽くしていれば、その後の人生に挫折があったとしても、乗り越えられると思います。