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設計で「世界を魅了する大会に」意気込みは今も[カウントダウン]

 
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競技場設計に携わった日本大学名誉教授 斎藤公男さん(81)(東京)

 「世界をびっくりさせよう」。1961年12月。前回の東京五輪を控え、国立代々木競技場の建設プロジェクトの初会合で、あいさつに立った著名な都市計画の専門家から聞いた言葉を今でも覚えています。

 大学院1年の当時、私は構造技術者・坪井善勝先生と、建築家の丹下健三さんがタッグを組んだプロジェクトのメンバーに選ばれ、正月返上でデザインや構造のアイデアを練り、試行錯誤を重ねました。

 数十人のメンバーのうち最若手の私は学ぶことばかりでした。世界で例を見ない独創的な屋根や、広々とした内部空間は、その後、全国の建物で構造設計を手がけた私の礎となりました。

 今回の五輪・パラリンピックでは、「東京アクアティクスセンター」「有明アリーナ」「有明体操競技場」の3施設について、設計者や施工会社のアドバイザーを務めました。若手技術者と模型を作って議論していると、戦後復興のさなか、「日本の技術を世界に見せる」と意気込んでいた半世紀以上前のことを思い出しました。選手も、陰で支える人も、世界を魅了できる大会になれば良いですね。

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1014620 0 東京オリンピック2020速報 2020/02/07 05:00:00 2020/02/07 08:22:39 2020/02/07 08:22:39 日本大名誉教授・斎藤公男さん(12月25日、東京都千代田区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200120-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail
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