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【ダボス(スイス東部)=杉野謙太郎】国際オリンピック委員会(IOC)のボクシングに関する特別作業部会は21日、中国・武漢で2月3~14日に予定されている東京五輪のアジア・オセアニア予選の実施について、今月23日に最終決定するとの声明を出した。新型コロナウイルスによる肺炎が拡大しているため。
同予選には日本選手団が出場を予定している。階級ごとに決められた上位進出を果たして出場国枠を獲得した選手が、東京五輪代表に内定する。
世界保健機関(WHO)は22日に専門家の緊急委員会を招集し、感染の拡大が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」に相当するか検討する。コロナウイルスについて、IOCの特別作業部会は声明で「状況の注視を続けている」と述べ、WHOの判断を受けて、予選の実施について決定する。