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日本選手権準優勝アスリートがコーチ役…南スーダンと前橋の「絆」点描

   
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練習に励む選手たち。小渕瑞樹さん(右から2人目)がコーチ役でサポートする(2019年11月19日)
練習に励む選手たち。小渕瑞樹さん(右から2人目)がコーチ役でサポートする(2019年11月19日)

 東京オリンピック・パラリンピックに向けて来日した南スーダンの陸上選手が異例の長期合宿に励んでいます。「ホストタウン」として受け入れたのは前橋市。アフリカの国と上州の都市はどんなきっかけでつながり、どんな交流の輪を広げているのでしょうか。(読売新聞オンライン編集部)

 南スーダンは2011年にスーダンから独立したばかりの国です。直後の12年ロンドンオリンピックではアメリカ在住の出身選手が個人資格で男子マラソンに出場し完走しました。

 その後、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を経て16年リオデジャネイロ五輪で国として初参加しました。とはいえ、内戦の影響で十分な練習環境が整っていないといいます。

深まる絆

 部族間対立を緩和するために南スーダンで国民スポーツ大会を支援するなどしてきた国際協力機構(JICA)が仲介役となり、前橋市がこれに応じました。今回の選手団は、いずれも陸上のオリンピック選手3人とパラリンピック選手1人、そしてコーチ1人の計5人で、昨年11月に来日しました。

日本での初練習(19年11月18日)
日本での初練習(19年11月18日)

 短距離系の3選手のコーチ役を務めているのは、昨年の陸上の日本選手権男子400メートルで、ウォルシュ・ジュリアン選手(富士通)に次いで2位に入った小渕瑞樹さん(22)。東海大出身で、鳥めし弁当で知られる「登利平」(本社・前橋市)の陸上部に所属する現役アスリートです。

 南スーダン選手たちは年明けには地域の新年会にも出席、住民らから温かい激励を受けました。

 前橋市はふるさと納税の活用などで選手団の滞在費を賄いますが、企業側も同市の支援に賛同。難民問題に積極的にかかわってきた「ユニクロ」が衣料の提供を実施しているほか、スポーツで社会貢献という経営理念を持つ「ミズノ」がスパイクやウェアを無償で提供することになり、今年1月16日付の読売新聞の群馬県版で紹介されています。

 オリンピック開幕まで半年。南スーダンの選手たちは前橋と二人三脚でひのき舞台での活躍を目指します。

写真で見る南スーダン選手と前橋市

 読売新聞のカメラマンが前橋にいる南スーダン選手たちの活動を追ったグラフ記事が1月20日の夕刊に掲載され、読売新聞オンラインでも読者会員限定で読むことが出来ます。記事はこちら

 また、写真で読む「デジタルストーリー」はこちらです。

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1028229 0 東京オリンピック 2020/01/31 06:00:00 2020/01/31 15:34:38 2020/01/31 15:34:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200128-OYT1I50062-T.jpg?type=thumbnail
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