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なでしこジャパンのオリンピックイヤー、「復興の地」Jヴィレッジで始動

  
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 福島県の2月14~19日は、サッカーの練習を積むには寒い。それでも、このチームの東京オリンピックイヤーは、復興の地でスタートを切る必要があった。サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が14日、福島県の「Jヴィレッジ」で、今年最初の合宿を始めた。

Jヴィレッジで始動したなでしこジャパンの選手たち
Jヴィレッジで始動したなでしこジャパンの選手たち

 1997年に開設されたJヴィレッジは、日本サッカーの「聖地」の一つとされるトレーニング施設だ。9年前の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の後は、復旧や廃炉作業の拠点に利用されてきた。サッカー場の利用が再開された2018年夏以降は、震災復興を象徴する施設と位置づけられている。3月26日に始まる東京オリンピック聖火リレー(国内)のスタート地点にも選ばれた。

 なでしこジャパンは東日本大震災の約4か月後、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で被災地を勇気づけるような初優勝を飾り、国民栄誉賞に輝いた実績がある。オリンピックでは、2012年のロンドン大会で銀メダルを獲得したものの、16年のリオデジャネイロ大会はアジア予選で敗れて出場できずに終わった。そんなチームが、今夏に臨む大一番こそ「復興五輪」というメッセージを帯びた東京オリンピックだ。11年女子W杯優勝時のメンバーは、聖火リレーの第一走者にも選ばれた。

 メダル奪還を目指すチームは3月、アメリカ遠征で強化を進める。今回の合宿は、遠征のメンバー選考の場でもある。海沿いの寒風が吹く練習初日は、23人の選手が参加。午後4時から約1時間半、走り込みなどの体力テストやミニゲームで汗を流した。メンバーは練習後、こんな言葉を発した。

高倉麻子監督(福島市出身)

 「Jヴィレッジは本当にいい施設で、グラウンドも素晴らしい。どこへも遊びに行けないので、サッカーに集中できるし。この環境でサッカーができることに感謝し、けが人がでないような体をしっかりと作りたい。選手はみんな、動ける状態で来てくれている」

MF遠藤純(福島県白河市出身)

 「このグラウンドは私にとって特別。練習を見に来てくれて、声をかけてくださる方が多い」

FW岩渕真奈(女子W杯ドイツ大会優勝メンバー)

笑顔で練習する岩渕(右)ら
笑顔で練習する岩渕(右)ら

 「震災以来、初めてJヴィレッジに戻ってこられた。素直にうれしい。いろんな方々のおかげがあって、ここで合宿できることに感謝している。時間を無駄にすることなく、いい雰囲気で明るく練習したい。(聖火リレー最初の走者を務められるのは)誇らしいし、うれしい」

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1053677 0 東京オリンピック2020速報 2020/02/14 21:03:00 2020/02/17 10:39:09 2020/02/17 10:39:09 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200214-OYT1I50069-T.jpg?type=thumbnail
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