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【ジュネーブ=杉野謙太郎】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は14日、今夏の東京五輪・パラリンピックについて、「WHOは開催の是非を判断する立場にない」との見解を示した。スイス・ジュネーブでの記者会見で述べた。
国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ東京大会調整委員長は14日、東京都内で開いた記者会見で「大会の中止や延期の必要はないと、WHOに言われている」と話したが、ライアン氏は「IOCに助言はしていない」と否定した上で、IOCなどに対し「あらゆる支援や技術的な助言を提供する」と強調した。