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聖火ランナー53人決定 県発表 高橋大輔選手ら

  
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 岡山県は25日、2020年東京五輪で県内を走る聖火ランナー53人を発表した。有森裕子さんや高橋大輔選手らのオリンピアンや、西日本豪雨で被災した中学生も選ばれた。今回は一般公募と県などの推薦分を合わせた枠の発表で、スポンサー枠などを含めると総勢170人以上となる。

 県内全域での盛り上げにつなげようと、県実行委は全27市町村から1人以上を選出。1区間を複数で走る「グループランナー」(9人)を含む53人の最年少は11歳、最高齢は79歳(25日時点)。担当者は「地域の人々から応援される人々がそろった」としている。

 県スポーツ協会事務局次長の長尾隆史さん(62)(倉敷市)は、日本など西側諸国がボイコットしたモスクワ五輪(1980年)の陸上競技400メートル障害の「幻の日本代表」だった。長尾さんは五輪イヤーが巡るたびに「出場したかったという思いが募った」と言い、「選手でなくても五輪に参加できる。日本選手の活躍を祈りながら、聖火リレーで走りたい」と意気込む。

 主な聖火ランナーの談話は次の通り。

つなぎ役うれしい

 プロ野球・巨人軍OBで「バントの神様」と呼ばれた川相昌弘さん(岡山市出身)「現役時代はつなぎ役に徹してきた。今回は、聖火のつなぎ役として走れるのはうれしいこと」

五輪通じ平和願う

 フィギュアスケート・バンクーバー五輪銅の高橋大輔選手(倉敷市出身)「生まれ故郷の岡山県で走ることになり、心からうれしく思います。多くの皆さまが五輪ムーブメントを通じて平和を願い、つながっていくことを願っています」

地域の支えで成長

 バレーボール・ロンドン五輪銅で元岡山シーガルズの山口舞さん「長い間岡山で過ごし、地域の皆さまに支えてもらって自分が成長できた。感謝の気持ちで色んな人の思いをつなげていきたい」

育った場所楽しむ

 マラソン五輪2大会連続メダルの有森裕子さん(岡山市出身)「自分を育ててもらった場所で走れるのは光栄なこと。楽しく元気に走りたい」

 このほか平昌(ピョンチャン)パラリンピック金の新田佳浩さん(ノルディックスキー)、ロス五輪金の森末慎二さん(体操)らが聖火リレーに参加。県内では5月20、21日に12市町で聖火リレーがあり来年2月以降に各ランナーが走る市町が発表される。

真備 元気づけたい 近藤君 寺田さん

 西日本豪雨で甚大な被害が出た倉敷市真備町からは、市立真備中2年の近藤愛翔君(14)と寺田芙玖(ふく)さん(14)が選ばれ、「復興支援に感謝し、笑顔で走って真備に元気を届けたい」と決意を語った。

 豪雨ではともに真備町の自宅が浸水。現在、寺田さんは改装工事を終えた自宅、近藤君は「みなし仮設住宅」から、同町内の真備東中に「間借り」するプレハブ仮設校舎に通学している。

 来年5月20日に走る寺田さんは「すっごいドキドキしている。真備の夜は少しずつ明かりが戻っており、聖火リレーではここまで頑張ったんだよって伝えたい」と話した。また、グループランナーとして走る近藤君は「走ることでみんなつながっているよって伝えたい」と意気込んでいる。

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1063619 0 東京オリンピック2020速報 2019/12/26 05:00:00 2019/12/26 05:00:00 2019/12/26 05:00:00
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