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交流の輪広げる火 パラ採火 太陽光やマイギリ式で

  
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 全国各地で灯された火が一つにまとめられる東京パラリンピックの聖火。香川県内では8月13、14日に高松市など9市町で、パラリンピックの選手と子どもたちが一緒に点火するなど、様々な方法で採火される。関係者らからは「交流の輪が広がるきっかけに」などの期待の声があがった。

聖火と記念撮影も

 台湾のホストタウンとなっている高松市では、台湾のパラリンピック選手と子どもたちが火をつけた点火棒を持ち寄り、聖火皿に点火して採火。三木町では、レンズを使って太陽光で火をおこすなど、各地で工夫を凝らした採火が行われる。

 こうして灯された火は、8月15日に高松市のサンポート高松に集められた後、16日までの2日間で、高松市の丸亀町グリーンけやき広場、小豆島町の内海総合運動公園、三豊市のマリーンウェーブ、多度津町の町民健康センターを順番に訪れ、それぞれの会場では聖火を背に記念撮影ができるという。その後、聖火は16日に県庁から出立する。

平和への思い

 さぬき市では、四国霊場第八十八番結願所の大窪寺で採火を行う。同寺では、原爆で亡くなった人の遺族によって、被爆直後の広島にくすぶっていたといわれる「原爆の火」が奉納されていて、境内で今なお灯し続けられている。

 当日は、市内の障害者の代表が原爆の火からろうそくなどに採火する。同寺の槙野恵純住職は「平和への祈りを込めて大切に守ってきた火が、平和の祭典の聖火の一部になることは感慨深い。平和への思いと障害者への理解が深まるきっかけになればうれしい」と話した。

小学生も活躍

 宇多津町では宇多津臨海公園内の町産業資料館(うたづ海ホタル)で採火式が行われる。障害者団体の代表らに、凹面鏡で太陽光を集めて火をおこしてもらう予定だ。

 同公園には、江戸時代に始まった製塩法を後世に残そうと、復元された入浜式塩田があり、3月20日には四国最大級を誇る四国水族館がオープンする。「宇多津の歴史を感じ、新しい観光拠点を楽しんでもらえる場所から、パラリンピックを盛り上げたい」(町の担当者)として、会場に選ばれた。

 「スポーツに縁のない地方の高齢の障害者が、関心を持つきっかけになれば」と期待するのは、町身体障害者協会長の藍川三郎さん(83)。会員は約50人。高齢化が進み、若い人でも60歳を超えているという。「式には様々な世代の障害者が参加し、町民も集まると思う。スポーツを通じて、世代や障害の有無に関係なく交流の輪が広がってほしい」と願う。

 また、東かがわ市では、市少年少女発明クラブに参加する小学生らが、障害者にも使いやすい火おこし器を作り、市内の障害者と一緒に火をおこすことにしている。同クラブの長谷川誠二代表は「日頃、取り組んでいる創意工夫を意識した工作が役に立てることになりうれしい。参加する障害者のニーズを聞きながら、みんなが苦なく参加できる採火式にしたい」と話した。

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1063599 0 東京オリンピック2020速報 2020/02/07 05:00:00 2020/02/07 05:00:00 2020/02/07 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200220-OYT8I50053-T.jpg?type=thumbnail
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