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スポーツクライミング「複合」~どうやって順位を付ける?

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 「ホールド」と呼ばれる突起物に手足をかけながらさっそうと登っていく「スポーツクライミング」は、東京オリンピックから正式競技に採用されました。期待の若手、森秋彩選手(16)の練習映像を交えて、クライミングコーチを務める伊東秀和さんにルールや見どころを解説してもらいました。

 スポーツクライミングには、課題の完登数を争う「ボルダリング」、到達高度で順位が決まる「リード」、壁を登る速さを競う「スピード」の三つの種目があります。世界選手権やワールドカップ(W杯)と違って、東京オリンピックでは単独種目は実施されず3種目の総合成績による「複合」でメダルを争います。

それぞれ見どころある3種目

 3種目のうち「ボルダリング」は、高さ5メートル以下の壁に設定された「課題」と呼ばれるコースを制限時間内にいくつ登れるかを競います。選手は直前に「課題」を知らされた後、短い時間内でルートを考えながら登り、最上部のホールドに両手で触れて姿勢を安定させれば「完登」です。選手はロープ無しで臨みます。制限時間内であれば、失敗して落ちても何度でも挑戦可能です。

 「リード」は、制限時間内に高さ12メートル以上の壁をどこまで登れるか競います。選手はロープを付けて登り、最上部にロープを掛ければ「完登」。途中で落ちた場合はそこが記録となり、その時点で競技は終了です。完登または同じ高さまで登った選手が複数いる場合は、タイムのよい選手が上位となります。

 「スピード」は、ロープを装着した2人の選手が高さ15メートルの壁を一気に登り、その速さを競います。2人が「1対1」で戦うため、互いの心理戦も見どころです。

「複合」は順位のかけ算

 東京オリンピックでの競技方式「複合」では、各種目の順位のかけ算で総合成績が決まり、数字の小さい選手が上位となります。例えばA選手が「1位」「1位」「8位」で、B選手が「2位」「2位」「3位」だった場合、Aは計8ポイントとなり、Bの12ポイントより上位になります。

 「ボルダリング」と「リード」では、自分より順番が前の選手の登り方を見られないようにする「オンサイト方式」が採用され、競技の公平性が保たれています。

 「複合」で上位に入るため、技術や体力以外に重要となるポイントについて、動画で伊東さんが説明します。

【動画解説】スポーツクライミングの離れ業、ランジとヒールフック

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1075446 0 東京オリンピック 2020/02/27 14:32:00 2020/02/28 11:41:56 2020/02/28 11:41:56 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200228-OYT8I50014-T.jpg?type=thumbnail
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