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1日の東京マラソンで2時間5分29秒(速報値)を記録し、自らが持つ男子マラソンの日本記録を更新した大迫傑選手(ナイキ)。東京五輪代表にも大きく前進した。
レース後のインタビューでは次点の3位で内定を決められなかった昨年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に触れ、「3番になった時から1人苦しい戦いだったんですけど…。しっかり走れて良かったです」と涙ぐむ場面も。
後半立て直したレースについては「自分のキャパシティー以上走ってしまうと、そこからつぶれてしまうと思ったので、自分の体と対話しながら走れたと思う」と振り返った。また、自身の記録に立ち向かう難しさについて問われると「自分への挑戦ということで、ケニアに行ったりしてチャンレンジ出来たので次につながるかなと思う」と語った。
「あとは(8日のびわ湖毎日の結果を)待つだけ。自分自身はベストを尽くせたと思うので、しっかり待ちたい」。日本マラソン界を引っ張る存在であることを証明するとともに、ライバルたちへ更なる重圧をかけた形だ。