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22、23の両日に岩手県内で行われる東京五輪の聖火をともす催し「復興の火」に関して、岩手県が、聖火を運ぶ特別列車に家族が乗車するイベントを中止する方向で検討していることが4日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内での五輪関連イベントにも影響が及びそうだ。
22日午前は三陸鉄道リアス線の宮古―釜石駅間、同日午後はJR釜石線の釜石―花巻駅間で、それぞれ特別列車が聖火を運ぶ予定。
県は2月、乗車を希望する小学生と保護者を募集していたが、政府が2月26日、大規模なスポーツ・文化行事の中止や延期、規模縮小を求めたことを受け、列車には運営に携わるスタッフらだけが乗車する見通しとなった。途中の停車駅で行われるお披露目セレモニーなども、規模を縮小する方向で調整している。
県が今後、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会と協議したうえで正式に決まる。