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ボクシングの東京五輪出場枠を争うアジア・オセアニア予選は9日、ヨルダンのアンマンで行われ、女子フェザー級の入江
鳥取県出身の入江選手は小学2年生の時、母親が読んでいたボクシング漫画「がんばれ元気」の影響で競技を始めた。昨年の世界選手権で8強入り。予選前の合宿で日本女子初の五輪への思いを聞かれ、「開催国枠があり、先輩たちとは条件が違うので比べるのは不公平。でも、初めてというのは光栄なので、絶対にものにしたい」と意欲を見せていた。
東京五輪のボクシング競技を巡っては、国際ボクシング協会(AIBA)のガバナンス(組織統治)問題で一時、実施競技からの除外も検討されるなど混乱し、今回の予選も新型コロナウイルスの感染拡大で2月の中国・武漢での開催から変更に。試練が続いたボクシング界にとって、2人の内定は明るいニュースとなった。