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五輪延期 トップ会談 首相とIOC会長…今夜電話で

  
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 安倍首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話で会談し、今夏に予定される東京五輪・パラリンピックの延期について協議する。政府内では「1年延期」を求める声が出ており、延期幅を含む今後の日程調整が最大の焦点になるとみられる。

政府内「1年」求める声

 電話会談は午後8時からの予定で、大会組織委員会の森喜朗会長と東京都の小池百合子知事が同席する方向で調整している。

 大会期間は五輪が7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日となっている。しかし、IOCは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、22日にテレビ会議で開いた緊急臨時理事会で延期の検討を決めた。バッハ氏は同日、選手向けに発表した書簡で「延期に関する決定では、新しい日付までは決められなかった」と説明し、今後の調整に委ねる考えを示した。IOCは4週間以内に結論を得る考えだ。

 日本としては、東京での開催が消える大会中止は回避したい考えだ。バッハ氏も中止については「1万1000人の選手の夢を破壊する」と否定的な姿勢を示している。首相は23日の参院予算委員会で「アスリートを第一に考え、延期の判断も行わざるを得ない」と述べ、延期は容認する姿勢を示した。

 森、小池両氏も延期はやむを得ないとの意向を示唆している。森氏は23日、記者団に「最初のとおりに(大会を)やるというほど愚かではない」と述べた。小池氏は24日午前、都庁(新宿区)で報道陣の取材に応じ、バッハ氏との電話会談は「開催都市・東京にとって重要なやりとりになる」とした上で、「アスリートたちを安全に迎え入れられるようにするという意志を伝えたい」と述べた。

 延期を受け入れた場合の新たな日程に関し、政府や組織委員会内には「年内開催だと、まだ感染が収束していない可能性がある」ことから、延期幅を1年前後にすべきだとの声がある。2年延期を視野に入れる関係者もいるが、「変更に伴う補償などが膨らむ恐れがある」という。

 橋本五輪相は24日午前の閣議後記者会見で「選手に寄り添う形の中で、万全の態勢を整えて、いつが一番ふさわしいのかを決めていただきたい」と述べた。

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1125643 1 東京オリンピック2020速報 2020/03/24 15:00:00 2020/03/24 15:00:00 2020/03/24 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200324-OYT1I50038-T.jpg?type=thumbnail
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