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聖火リレー「粛々と準備」…長野

  
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間近に迫った五輪聖火リレーの交通規制を知らせる立て看板(23日、長野市で)
間近に迫った五輪聖火リレーの交通規制を知らせる立て看板(23日、長野市で)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪・パラリンピックの延期を含めた検討を行うと発表した。結論は4週間以内に出すとしているが、長野県内では4月2、3日に14市町村を巡る聖火リレーが迫っており、準備を進める自治体やランナーからは様々な声が上がった。

 「準備はしっかり整っている。どういうふうにも対応はしていきたいと思っている」。聖火リレー初日のゴールとなる長野市の加藤久雄市長は23日、定例記者会見で聖火リレーについて問われるとそう答えた。

 大会組織委員会は同日、聖火リレーは今月26日に福島県をスタートする計画に変更はないとする一方、実施方法は改めて検討するとした。長野県内での実施方針は、26日までを目安に示される見通しで、加藤市長は「できるだけ早く方針を示してほしい」と述べた。県内で最初に聖火が通る軽井沢町も「聖火リレーが実施される前提で粛々と準備を進めるしかない」とした。

 感染拡大の影響が続く中、延期を含めた検討を行うことに県内自治体で最後に聖火が通る松本市の堀洋一スポーツ推進課長は「もし延期されれば、今リレーを行っても盛り上がりに欠けるのではないか」と口にした。

 聖火ランナーも複雑な胸中を明かした。前回の東京五輪が行われた1964年生まれで、初日に上田市内を走る松本市の松商学園高校野球部監督の足立修さん(56)は「光栄で待ち焦がれている舞台だが、安全が最優先。決定に従うだけ」と話した。

 「感染が拡大する世界の状況を見れば延期を検討するのは当たり前だと思う」と話すのは96年アトランタ五輪マウンテンバイク代表の小林可奈子さん(49)。2日目に地元の安曇野市を駆け抜ける予定で「希望のをつなぐため、安心できる状況で走りたい」と話した。

 聖火リレー県実行委員会事務局は「聖火リレーの中止や延期を決めたものではない。聖火リレーに向け準備を進めていく」とした。聖火リレーは今月26日に福島を出発。栃木と群馬を経て長野県に入る予定となっている。

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1125201 0 東京オリンピック2020速報 2020/03/24 14:10:00 2020/03/24 14:10:00 2020/03/24 14:10:00 善光寺の表参道に設置された交通規制を知られる立て看板(3月23日午後0時13分、長野市で)=三浦正基撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200324-OYT8I50018-T.jpg?type=thumbnail
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