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聖火走者ら「準備続ける」…奈良

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奈良県内のゴール地点になっていた東大寺大仏殿
奈良県内のゴール地点になっていた東大寺大仏殿
聖火リレーの開催を知らせる電光掲示板(いずれも奈良市で)
聖火リレーの開催を知らせる電光掲示板(いずれも奈良市で)

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪の聖火リレーは走者が走らないなど大幅な見直しが決まった24日、奈良県内のランナーや関係者からは、落胆や戸惑いの声が相次いだ。4月12、13日に県内19市町村の総延長約44キロのルートで、193組が聖火をつなぐ形はなくなり、準備してきた自治体関係者は対応に追われた。

 「聖火はトーチでつながないと、思いや感動が伝わらない」。前回の1964年東京五輪の競泳に出場した下市町のあずま美代子さん(73)は、今度は走者として2度目の東京五輪に関わるつもりだった。

 約20年前の交通事故で左膝の関節を失うなどの大けがを負ったが、苦しいリハビリを乗り越えて、再び五輪に携わるのを楽しみにしてきた。「残念だが、もう一度走れるように頑張りたい」と話した。

 五條市出身の元プロ野球選手・鈴木康友さん(60)(埼玉県所沢市)は、3年前に血液が正常につくられなくなる病気を発症したが、手術を受けて回復。「病気を克服した姿をランナーとして伝えたかった。『復興五輪』を掲げていたので、東北の被災者はより一層つらいのではないか。多くの人が準備してきたのに」と悔しがった。

 2011年3月にあった東日本大震災の翌月、日本医師会災害医療チーム(JMAT)のメンバーとして、宮城県南三陸町で治療にあたった河合町の医師波江野はえの善昭さん(65)は「遠い奈良で走る姿を見せることで、東北の被災地にエールを送りたかったが……」と話した。

 誕生日の4月12日に明日香村を走る予定だった大阪府摂津市の会社役員辰巳雅紀さん(37)は「聖火リレーに何かの縁を感じていた。感染拡大が落ち着いてから、みんなが喜べる状況で仕切り直した方がいい」と気持ちを切り替えていた。

 観光ボランティアをしている王寺町の竹尾秀明さん(68)は「観光案内をしている地域をトーチを掲げて走りたかった。準備を続けていきたい」と前向きだった。

 境内がコースになっていた奈良・唐招提寺の石田太一副執事長は「平和の祭典でもあり、全員が笑顔でいられるような状況で実施されるべきだ。寺としてもできる限り協力をしていきたい」と話した。

 県スポーツ振興課の担当者は「楽しみにしていたランナーや県民を考えると残念だが、今は感染拡大の防止に努めることを最優先にしたい」とコメントした。

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1127547 0 東京オリンピック2020速報 2020/03/25 14:10:00 2020/03/25 12:35:01 2020/03/25 12:35:01 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200325-OYT8I50014-T.jpg?type=thumbnail
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