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ヒマワリ咲かせる活動続ける聖火ランナー「楽しみが1年延びただけ」…広島

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福祉作業所で種の発送作業を見守る半田さん(中央)(2月、福島県二本松市で)=渡辺彩香撮影
福祉作業所で種の発送作業を見守る半田さん(中央)(2月、福島県二本松市で)=渡辺彩香撮影
全国から送られた種から育て、畑一面に咲いたヒマワリ(2019年8月、同県田村市で)=チームふくしま提供
全国から送られた種から育て、畑一面に咲いたヒマワリ(2019年8月、同県田村市で)=チームふくしま提供

 東京五輪・パラリンピックの延期決定により、聖火リレーも延期になった。東日本大震災を機に全国の学校や幼稚園でヒマワリを咲かせる活動を続ける広島県広島市出身の半田真仁しんじさん(42)は、27日に聖火リレーで福島市を走るはずだった。「楽しみが1年延びただけ。来年こそ、種から育ててくれた子どもたちと一緒に走る気持ちで務め、福島の元気な姿を世界中の人に見てほしい」と期待を込める。

 半田さんは、同市のNPO法人「チームふくしま」の理事長。「全国の人たちとヒマワリで絆を結び、震災で悲しみに包まれた福島を明るくしたい」と、ヒマワリの種を全国に販売し、育てた花から採取した種を送り返してもらうプロジェクトを震災直後の2011年5月に始めた。

 種の選別や発送は障害者の就労支援も兼ねて福島県二本松市の福祉作業所で行い、16年4月の熊本地震や18年7月の西日本豪雨などの被災地には無償で配り、現在約4000団体がプロジェクトに参加する。集まった種は、福島で「復興のシンボル」として植えられ、増やした種から作った油は、福島市内を走る路線バスの燃料として利用されている。

 半田さんは広島市安佐北区出身で、商社勤務を経て、福島市で08年から経営コンサルタント業を営んできた。西日本豪雨では実家の近くも大きな被害を受け、土砂に埋まった友人宅の復旧活動を連日、手伝った。「古里の広島をヒマワリの花でいっぱいにしたい」。豪雨の翌月から、広島市内の小中学校など約200校に種を贈った。

 その一つ、体育館が避難所となった市立中山小(東区)では、特別支援学級の児童13人が校庭の花壇で水やりや草取りをして大切に育てた。昨夏、10輪ほどの大きな花が咲き、実った種を今年2月に福島に返した。

 「子どもたちに直接、ありがとうと伝えたい」。今月2日、半田さんは同小を訪れ、児童に感謝状を届けた。金山佳代子校長は「あの種が今年は福島で花を付けると想像するとうれしい。絆をつなぐ活動に加えてもらい、こちらこそ感謝している」と喜んだ。

 「ヒマワリは太陽のように周りを照らし、力をくれる」と話す半田さん。「この1年が、よりよい五輪・パラや聖火リレーの準備期間になるといい。参加してくれた人たちへの感謝と、被災地のこれからへの希望を胸に、笑顔で走りたい」と、聖火のトーチをつなぐ日を心待ちにしている。

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1131776 0 東京オリンピック2020速報 2020/03/27 14:10:00 2020/03/27 14:10:00 2020/03/27 14:10:00 福祉作業所で種の発送作業を見守る半田さん(中央)(2月17日午後2時15分、福島県二本松市で)=渡辺彩香撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200327-OYT8I50011-T.jpg?type=thumbnail
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