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円谷幸吉メモリアルパーク刷新、銘板を除幕…福島・須賀川

  
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「円谷幸吉メモリアルパーク」として刷新された公園。銘板の除幕式ではサルビアの花が公園を赤く染めた(28日、須賀川市で)
「円谷幸吉メモリアルパーク」として刷新された公園。銘板の除幕式ではサルビアの花が公園を赤く染めた(28日、須賀川市で)

 1964年の東京五輪男子マラソンで銅メダルに輝いた円谷幸吉選手を顕彰する福島県須賀川市大町の公園が28日、「円谷幸吉メモリアルパーク」と刷新され、銘板などの除幕式が行われた。公園前は聖火リレーのルートで、同日の通過にあわせて式典を準備してきた関係者は、「来年はメモリアルパークで聖火を」と気持ちを新たにした。

 同公園は、「大町よってけ広場」として市が2000年に整備し、出身の円谷選手の足型や経歴などを紹介するモニュメントを大町町内会と共同管理してきた。

 聖火リレーが3月28日に同公園前を通ることが決まると、円谷選手をもっと多くの人に知ってもらおうと、町内会が公園の刷新を市に提案していた。

 除幕式では、新しい公園名が入った銘板(高さ約2メートル30、幅約46センチ)が披露され、聖火ランナーが走る道路側に新たに設置された円谷選手の写真(縦2メートル、横約1メートル50)に訪れた地元住民らが見入っていた。

 大町町内会の近藤孝一会長(71)は「延期には驚いたが、来たる聖火リレーをメモリアルパークで盛大に迎えたい」と話し、仕事で前回の聖火リレーは見られなかったという円谷選手の兄喜久造さん(88)は「ここまで多くの人が手を尽くしてくれて、幸吉は本当に幸せ者だ。私も1年後に聖火を見られるように健康に気を付けながら過ごしたい」と話した。

沿道飾る予定のサルビアも鮮やか…学校、街なかに設置へ

 除幕式が行われた公園では、聖火リレーの沿道を真っ赤に染めるはずだったサルビアの花約300鉢も飾られ、式典を鮮やかに彩った。

 サルビアは前回東京五輪の聖火リレーで、円谷選手の母校・県立須賀川高校の生徒らの発案で沿道に飾られた。これを踏襲しようと市民団体「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」が、当時の花の種を持ち帰り、自宅の庭で育て続けていた円谷選手の兄喜久造さんから種を譲り受け、ハウス栽培で開花時期を調整してきた。同会の安藤喜勝会長(70)は「延期になるとは思わなかったが良い予行演習になったと考えたい。再びサルビアで聖火を迎えられるように活動を続けたい」と話した。

 用意したサルビア約3000鉢は、市内の小中学校の入学式会場などで飾られた後、街なかにも設置される予定。

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1134582 0 東京オリンピック2020速報 2020/03/29 14:10:00 2020/03/29 15:34:29 2020/03/29 15:34:29 「円谷幸吉メモリアルパーク」に改称された公園。銘板の除幕式ではサルビアの花が公園を赤く染めた(28日午前9時52分、須賀川市大町で)=井上大輔撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200328-OYT8I50024-T.jpg?type=thumbnail
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