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ケニアで練習中の陸上選手、新型コロナ感染防止のルールを守らず拘束

  
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 新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるう中、アフリカのケニアでトレーニングを行っていた陸上ランナー計12人が、感染拡大を防ぐために指示されていた「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を守らなかったため警察に拘束された。イギリスのBBCニュース(電子版)が伝えている。

 12人は3月30日、朝のトレーニングでランニングを終えたところ、待ち構えていた警察の車両に乗せられ、署で10時間留め置かれた後に釈放された。12人の中に国際的に著名な選手はいないという。現場となった同国のイテンは、世界的なトップアスリートの合宿地として知られている。

イテンの町のゲートには、「ようこそ、王者たちのふるさとイテンへ」と書かれている(2012年6月撮影)
イテンの町のゲートには、「ようこそ、王者たちのふるさとイテンへ」と書かれている(2012年6月撮影)

 トレーニングを終えて数人で集まっていたことが、ウイルス感染防止のための「密集」状態を作ったとしてとがめられた。そのうち20歳の選手は、他の2選手と一緒に練習していた。「警察署では、3人のグループで練習するのは社会的距離を保っていなかったと言われた」などと話した。イテンでは3月半ばに、感染防止を理由にアスリートたちの合宿所が閉鎖されて集団での練習ができず、選手たちは個別に知り合いらと練習するしかない状況だった。

 アフリカでは2月14日にエジプトで初の感染者が確認されて以降、感染者が増えており、世界保健機関(WHO)はアフリカと中南米について、今後さらに感染が拡大すれば「深刻な社会的、経済的、政治的な影響を与える可能性がある」と警告している。

 マラソン大国での今回の騒動で、練習環境の確保もままならないアスリートの悩みが浮き彫りになった。

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