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池江が練習を公開、10月に実戦目指す…「目標は2024年のパリ」

  
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今秋のレース復帰プランを明かした池江璃花子選手(代表撮影)
今秋のレース復帰プランを明かした池江璃花子選手(代表撮影)

 白血病と闘っている競泳女子の池江璃花子選手(19)(ルネサンス)が7月2日、東京都内のプールで行った練習をオンラインで報道陣に公開した。代表取材に応じた池江選手は、10月に予定されている日本学生選手権でのレース復帰を目指していると明かし、「目標は2024年のパリ五輪。土台を作ってしっかりやっていきたい」と話した。

 泳ぐ姿の披露は昨年12月の退院後初めて。五輪については「(16年リオデジャネイロ五輪に出た)1回では絶対に終わらせたくない。病気の方たちに『ここまで強くなれる』ということを知ってもらいたい」と改めて意欲を見せた。4日が二十歳の誕生日。節目を迎えるにあたり、「周りの人たちにも頼りながら、意志を持ったいい大人、女性になりたい」と述べた。

得意のバタフライで泳ぐ池江璃花子選手(代表撮影)(2日)
得意のバタフライで泳ぐ池江璃花子選手(代表撮影)(2日)

 池江は、オンライン公開した2日の練習で約3000メートルを泳ぎ、レース復帰に向けて着実に前進している姿を見せた。体の線は細くなっているものの、無駄のない美しいフォームは健在で、表情にも充実感が漂っていた。

代表取材の一問一答

 ――現在の練習状況は。

 「週4回、プールで練習している。日に日に力がついてきている。今の泳力は自分の中1、中2の頃まで戻りつつあると思う。肩の可動域は全く変わっていなくて、感覚は(以前と)そんなに変わっていない。心から水泳を楽しめている」

色紙に二十歳の抱負を書いた池江璃花子選手(代表撮影)(2日)
色紙に二十歳の抱負を書いた池江璃花子選手(代表撮影)(2日)

 ――昨年2月に白血病の告知を受けたが。

 「抗がん剤治療で髪の毛が抜けることにショックを受けた。でも、入院した当初は『五輪に出なくていい』とホッとした気持ちもあった。頑張りすぎていたんだと思う。(入院中は)一日に何度も(食べた物を)もどし、食欲が全くなかった期間もあった。周りの方がつらい思いをしているのが、自分の中でもつらかった」

 ――病気になる前の自分を振り返ってどうか。

 「よくそんなことできたなと、今は思う。『もう元には戻らないかも』という気持ちもあるけれど、病気の方たちに『ここまで強くなれる』と知ってもらいたい。中途半端なまま水泳を終わらせたくない」

 ――東京五輪の延期についてはどう思うか。

 「一緒に泳いできた選手たちの気持ちを考えると心が痛かった。今年を目標にずっと頑張ってきた選手もたくさんいる。モチベーション(やる気)を保つのは大変だと思う」

 ――今の原動力は何か。

 「まずは(10月の)日本学生選手権。パリ五輪に出たいとか、また強くなって、みんなよりも速く泳ぎたい気持ちもある。プールに入ると、そういう気持ちがどんどん出てきた」

 ――4日で二十歳だが。

 「大人の第一歩。人として内面的に強い、いい女性になっていけたらと思う」

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1358373 0 東京オリンピック2020速報 2020/07/04 15:00:00 2020/07/04 15:00:00 2020/07/04 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200708-OYT8I50079-T.jpg?type=thumbnail
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