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首相、バッハ会長と連携確認…「人類がウイルスに打ち勝った証しとして世界に発信」

  
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 菅首相は16日午前、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と首相官邸で会談した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの開催実現に向け、緊密に連携することで一致し、観客を入れた形での開催を目指す考えも確認した。

会談前にIOCのバッハ会長(左)と拳を合わせる菅首相(16日午前11時17分、首相官邸で)=源幸正倫撮影
会談前にIOCのバッハ会長(左)と拳を合わせる菅首相(16日午前11時17分、首相官邸で)=源幸正倫撮影

 会談冒頭、首相は東京五輪について、「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、東日本大震災からの復興を世界に発信する『復興五輪・パラリンピック』として実現する決意だ」と表明。「安心・安全な大会になるよう全力で取り組む」とも述べた。バッハ氏は「大会を来年実行するという強い決意に感謝する。我々もその決意を十分に共有している。大会を人類の連帯と結束力の象徴としたい」と述べた。

 首相は国際大会などに参加する外国人選手らが入国後14日間の待機を免除される仕組みを作り、今月から運用を始めたことなど、大会準備が着実に進んでいることを説明した。

 また、首相は観客の入場に関し、日本国内でプロ野球などのスポーツイベントが観客を入れて再開していることを紹介し、海外からの観客受け入れについても調整を進めていることを伝えたとみられる。

 会談後、首相は記者団に「観客の参加を想定した様々な検討を進めていることを説明した。極めて有意義なやり取りができた」と語った。バッハ氏は「新型コロナ対策で取られる色んな措置について集中的に話をした。会場の中に観客を入れられると、確信を持つことができた」と述べた。

 政府は具体的な観客対策として、観戦チケットを持つ外国人観光客に限って入国を許可し、観客数の上限は国内の大規模イベントの規制に準じて決めることを検討している。ただ、新型コロナは欧州や米国などで感染が再拡大しており、日本国内でも感染者数は増加傾向にある。観客の受け入れ方針は国内外の感染状況を見極めたうえで、来春に最終決定する方針だ。

 バッハ氏は15日に来日した。9月の内閣発足後、首相と対面で会談するのは初めて。会談には橋本五輪相が同席した。午後には、五輪延期を決めた安倍前首相らとも面会する。

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1629204 0 東京オリンピック 2020/11/16 10:30:00 2020/11/16 13:10:35 2020/11/16 13:10:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201116-OYT1I50042-T.jpg?type=thumbnail
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