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【ロンドン=岡田浩幸】世界陸連は2日、理事会を開き、組織的なドーピング問題で資格停止処分中のロシア陸連について、資格回復に向けた改革計画の状況などを確認した。薬物違反がなく、潔白が証明されたロシア選手を個人資格の「中立選手」として国際大会に出場させるかどうかの判断は、来年3月の理事会までに検討するとした。
改革計画の策定期限は、来年3月1日。世界陸連の作業部会の責任者は記者会見で「ロシア陸連のイワノフ新会長と協議し、緊密に連携していくことで合意した」などと語った。
また、2日に英政府が新型コロナウイルスのワクチンを承認したことなどを受けて、世界陸連のコー会長は「ワクチンが東京五輪の成功に重要な役割を果たすことを望む」と語った。