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柔道で唯一、東京五輪の日本代表が決まっていなかった男子66キロ級の代表に、阿部

全日本柔道連盟によると、五輪代表切符が「ワンマッチ」で決まるのは史上初。柔道の総本山でもある会場の講道館大道場(東京都文京区)は新型コロナウイルス感染防止のため無観客とされ、畳や柔道着の擦れる音が響く異例の環境の中で行われた。試合は激しい攻防の末、最後は阿部選手が大内刈りで技ありを奪って勝利。通常の試合では延長に入っても10分以内に決着がつくことが多いが、どちらが出ても五輪金メダル確実と言われる2人の戦いは合計24分間にも及んだ。生中継していたテレビ局の放送時間内に終わらず、中継が途中で打ち切られる想定外の事態にもなった。

阿部選手は試合直後のインタビューで激闘を振り返り、「絶対に引かないという思いで戦いきった。(時間は)すごく長かったが、1シーンも忘れられない戦いになった」。これで女子52キロ級代表に内定している妹の
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