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【独自】五輪の追加経費、4割が「仮設」関連…撤去・再設置で730億円増加

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 来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの開催経費1兆6440億円の内訳が、大会関係者への取材でわかった。会場の仮設設備関連の支出が3890億円で最も多く、延期前の計画より730億円増えた。競技用備品の保管や、輸送関連の費用も多くかかる見込みで、大会組織委員会が22日に詳細を発表する。

 組織委は昨年12月、東京大会の予算を1兆3500億円とする計画を公表。今月4日、大会の延期で新たに追加経費1980億円と、新型コロナウイルス対策費960億円の計2940億円が必要になるとの試算を発表した。

 追加経費のうち約37%の730億円は、会場に設けた観客席やプレハブ、テントなどの「仮設」に関する支出。大会の1年延期で、一時撤去や再設置が必要になることで膨らみ、総額は3890億円になった。

 これに次いで競技用備品の保管、聖火リレーや選手村の準備などの「オペレーション」関連で、延期前より540億円増の1930億円を計上。大会関係者が移動に使う車両の維持などの「輸送」関連は、130億円増の850億円だった。

 コロナ対策費の960億円は、医療従事者の確保や競技会場の消毒などに充てる。これとは別に、海外選手を迎えるホストタウンでの検査費や、宿泊施設の貸し切り費用は政府が全額負担する方針。

 延期に伴う経費2940億円は、組織委が1030億円、国が710億円、東京都が1200億円を負担する。

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