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国内の有力選手が集まった競泳のジャパンオープンが7日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、白血病から復帰した日大2年の池江璃花子(ルネサンス)が女子50メートル自由形に出場し、24秒91の学生新記録で2位に入った。
全体1位で通過した予選から、記録を0秒15縮めた。優勝は、大本里佳(ANAイトマン)で、記録は24秒75。
池江の実戦は、昨夏のレース復帰後、これが4度目。50メートル自由形への出場は3度目で、26秒32(8月29日、東京都特別大会)、25秒62(10月1日、日本学生選手権)、そしてこの日は24秒台に乗せるなど、タイムを伸ばしている。
病気が発覚してから、今月8日で、ちょうど2年になる。
この種目で日本記録(24秒21)を持ち、実戦復帰後では初の表彰台に上った。最近は体重を増やし、スタートのスピードを強化しており、「自己ベストからコンマ何秒まで戻ってこられた。自分の成長を感じた」と手応えを口にした。
4月には東京五輪代表を決める日本選手権がある。「今年は東京五輪を目指してやっているとは言い切れない」とし、「世界で戦えるような結果になり始めたら(五輪挑戦は)その時に考えたい」と話した。