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「森さんがスポーツ界で最も信頼するのが川淵さん」…日本のサッカー急成長させる

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 辞任の意向を固めた森会長は、後任の会長として日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏に就任を要請し、川淵氏は受諾した。

 サッカーの日本代表として活躍した川淵氏は、Jリーグ創設で中心的な役割を果たし、1990年代から日本サッカーを急成長させたリーダーとして広く知られる。Jリーグ開幕前の91年、初代チェアマンに就任。「地域密着」の理念を掲げ、地域社会に貢献し、サポーターと絆を深めるクラブ経営を全国に根付かせた。日本サッカーの人気、実力は一気に高まり、ワールドカップ(W杯)初出場にもつながった。

 2002~08年の日本サッカー協会会長時代は、日本代表が爆発的な人気を集めた中でも、子どもたちに「夢を持つこと」の大切さを教える教室や、校庭に芝生を増やす事業にも力を注いだ。05年元日に川淵氏が「自国開催のW杯での優勝」などを目指すとした宣言は今も、日本サッカーの道しるべだ。

 「地域密着」や裾野の振興は他競技にも波及し、以後も川淵氏は、その先見性や強烈な指導力を頼られてきた。15年、国際バスケットボール連盟から資格停止処分を受けた日本バスケットボール界の変革も託され、分離していた男子2リーグを統合する道筋をつけた。

 84歳になった今も、スポーツ界や政財界から頼られる存在だ。東京大会では選手村の村長にも起用され、今度は新会長への就任を求められた。

 「母体」である日本サッカー協会の幹部は11日、川淵氏の会長時代に女性理事が増えていった歴史を踏まえ、「時代の変化を読み、きちんと仕事をしてきた。どんな事態にも対応できる人だ」と語った。川淵氏が15年、日本トップリーグ連携機構の会長を森氏から引き継いだ経緯も挙げ、「森さんがスポーツ界で最も信頼を寄せてきたのが、川淵さんなのだろう」と推察した。

 サッカー界やバスケットボール界の変革で見せた情熱や馬力、実行力を評価されての会長就任要請だ。新型コロナウイルスの感染拡大で東京大会の「中止」や「再延期」を求める声が多い中、国内外を説得できる力強いメッセージをどう発信できるかが問われることになる。

 ◆川淵三郎(かわぶち・さぶろう) 1936年12月3日、大阪府生まれ。早大時代からサッカーの日本代表に選ばれ、64年東京五輪でベスト8進出に貢献した。引退後は日本代表監督などを務め、91~2002年にJリーグ初代チェアマン、02~08年に日本サッカー協会会長。現在は同協会相談役や日本トップリーグ連携機構会長を務める。

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1836447 0 東京オリンピック2020速報 2021/02/11 22:08:00 2021/03/12 23:00:03 2021/03/12 23:00:03
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