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森氏辞任にJOC名誉委員「この着地点は仕方ない」…競技関係者も衝撃

  
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が11日、辞任の意向を固めたことは、大会準備を進める競技関係者らにも衝撃を与えた。トップ交代はやむを得ないとする声が多くある中、大会の準備への懸念を示す意見も聞かれた。

 組織委の評議員を務める木村興治・日本オリンピック委員会(JOC)名誉委員は「国際オリンピック委員会(IOC)から声明が出たり、ボランティアの辞退者が出たりして、自分で決着をつけようとしたのではないか」と森会長の心中を推し量り、「辞任はやむを得ないと思う。この着地点は仕方ない」と語った。

 日本パラ陸上競技連盟関係者は「トップが交代することで、開催に前向きな流れに変わることを願いたい」と望んだ。

 日本ゴルフ協会の山中博史専務理事は、「五輪まで半年を切る中で混乱になったのは心配。ただ、トップが代わったとしても、選手の強化や大会の成功に向けてやるべきことをやる以外にない」と話した。

 東京五輪ボクシング男子ミドル級代表に内定している森脇唯人(自衛隊)は、都内で開催された医療従事者らを支援するイベント後に取材に応じ、「五輪もやるかわからないと言われているが、もしなかったとしても、次のパリへ向けて練習をしていくことには変わりない」と淡々と語った。

「横串役」不在に

 一方、森会長の功績を踏まえ、日本カヌー連盟の成田昌憲会長は「森会長の尽力で、男女の偏りがあった種目数が東京五輪で初めて同数になった。パラリンピックのカヌーにも理解があったので残念だ」と辞任を惜しみ、組織委のある理事は大会準備への影響について「縦割りの行政に横串を通し、調整できるのが元総理である森会長の一番の強みだった。政府の全面的な支援を得られるか、後任の会長は難しい対応を迫られるだろう」と指摘した。

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