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東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は12日、森喜朗会長が3日に女性に対する不適切な発言をして以降、11日までに大会ボランティア約740人、聖火リレーの走者4人が辞退したことを明らかにした。コールセンターには電話で約600件、メールで約4800件の問い合わせがあったという。
8日正午以降に大会ボランティアは約350人、聖火リレー走者は2人が新たに辞退したことになる。
開催都市の東京都には駅の案内などを行う「都市ボランティア」の辞退の申し出が12日夕までに計172件寄せられた。10日夕から46件増えたという。
苦情や抗議も続いており、都によると、12日夕までに寄せられた意見は2118件に上る。森会長の辞意が報じられると、「透明性のある適正な手続きで新会長を選んでほしい」「大会が間近に迫る中、準備が間に合うか不安だ」などの意見もあったという。