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東京五輪に向けて茨城県内で行われる聖火リレーに関連し、県は2日、新たにサッカー・J1鹿島アントラーズに所属するジーコさんや鹿島の元選手ら計5人を走者に選んだと明らかにした。5人は7月4日、鹿嶋市内をグループで走る予定だ。
リレーは7月4日と5日の2日間で、16市町を通過する。ジーコさんはグループランナー「ジーコ&レジェンズ」として参加する。グループには、鹿島の中田浩二CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)や鹿島OBで数々の実績を残してきた本田泰人さん、名良橋晃さん、鈴木隆行さんが名を連ねている。
県は、これまでに3人が聖火ランナーを辞退したことも発表した。古河市出身で俳優の渡辺徹さんは、すでに決まっていた舞台とのスケジュールが合わず、1月に辞退を申し出たという。他の2人も「健康」や「諸事情」を理由に、昨年9月と12月に辞退していた。
代わりに選ばれたのは、クレイグ・コールマンさん(つくば市・音楽家)、西岡勇一郎さん(桜川市・清酒製造業)、野尻俊明さん(栃木県・流通経済大学長)の3人。それぞれ、7月5日に古河市と龍ヶ崎市を走る。
県内の聖火リレーには約180人が参加する見込みだ。女子ゴルフの畑岡奈紗選手は、生まれ育った笠間市内を走る。女優の羽田美智子さんは、出身地の常総市内を走る予定だ。