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昨夏に白血病から復帰した競泳女子で日本大2年の池江璃花子選手(20)(ルネサンス)が、東京五輪の代表選考会を兼ねた日本選手権(4月3~10日、東京アクアティクスセンター)で4種目にエントリーしたと明らかにした。10日、所属事務所が発表した。いずれも日本記録を持つ50メートルと100メートルの自由形、100メートルバタフライと非五輪種目の50メートルバタフライで、池江選手は「決勝に残ることが目標。がむしゃらに練習して、全力で泳ぐ姿を見ていただけたらうれしい」とコメントした。
個人種目の代表内定は、日本選手権の決勝で、派遣標準記録を突破して2位以内に入ることが条件。100メートル自由形は400メートルリレーの選考も兼ね、個人種目(53秒31)よりも遅い54秒42が目安になる。池江選手は復帰後、100メートル自由形の最速が55秒35。50メートル自由形は、2月上旬の24秒91(派遣標準は24秒46)。